鹿児島市下荒田の清香鍼灸治療院では、女性に人気がある美容鍼も行っています。
女性なら誰しも、にきび、しみの肌トラブルや、しわ・たるみなどが気になることがあるかと思います。
お顔の肌トラブルを軽減させる美容鍼は、早い人で施術後すぐに効果が現れ、遅くとも1週間程度で効果が実感できます。
美容鍼を受けると、フェイスラインがシャープになったり、顔が引き締まってすっきりしたりする効果があります。
こちらでは、美容鍼とはから、美容鍼の効果などを詳しく説明します。
美容鍼とは
美容鍼は、びようしん、びようばりと呼ばれますが、美容を目的とした鍼灸治療のことを指します。
顔に数十本の鍼をさすので、よく「痛いのですか?」というご質問を頂きますが、痛みはほとんどありません。
実は、シミ・ソバカス・ニキビなどは、経穴(けいけつ・身体のつぼ)の変化の状態を現していると言われています。
肩こりや頭痛の鍼灸治療後に、顔色が良くなった、しわが薄くなった、くすみが取れたなど、二次的な美容効果がみられることがあります。
このような事から、健康と美容が相互に依存する関係、陰陽互根(ごこん)によるもとであると言えます。
美容鍼の施術を受けた患者様から、
- 目がパッチリした
- 顔全体がぐっとリフトアップした
- 頬がすっきりして、
あごのラインがすっきりした - 顔色が明るくなった
等の声を頂いています。
また、
顔面に臓器の状態が反映される
東洋医学の診断方法の四診(鍼灸とは参照)「望診・聞診・問診・切診」のうち望診は、顔色や皮膚の状態をみて内臓や全身の健康状態を診察します。
また、顔面の各部に五臓(肝・心・脾・肺・腎)の良い状態・悪い状態が反映されると考えられています。
この考え方から顔面診は、顔面の各部に五臓を配当し、それらの部位に現れた色変などにより、どの臓府、器官に病変があるかを診断します。
また、皮膚をよく診れば、特定の経絡(けいらく・気血の流れる通路)の流れに沿って様々な変化が現れていることがわかります。
美容鍼灸は、にきび・しみ・しわにも有効
また美容鍼灸は、容姿を改善することを目的とした「損容性疾患」に対して治療することもあります。
損容性疾患とは、目、鼻、口、耳などを含む顔面部、あるいは手足などの人目につきやすい部位に発症し、人体に重篤な影響を与えない一方で、容姿に悪影響を与える疾患の総称です。
損容性疾患の代表的なものとしては、にきび、しみ、酒渣鼻(しゅさび)、円形性脱毛症、若白髪、眼瞼下垂(がんけんかすい)などがあります。
これら健康に重篤な影響を与えることはないものの、外観に悪影響を与える症状の治療にも美容鍼灸は有効です。
特に、外見の維持・増進、体形や皮膚の老化の緩和など、具体的には「しわ」「たるみ」「くすみ」「むくみ」「眼の周囲のくま」などの顔面部の外見の問題解決に効果が期待できます。
美容鍼は、「小じわ」「たるみ」「眼の周囲のくま」「くすみ」「むくみ」などの改善に、比較的短期間で満足度の高い効果を出すことを目的として行われます。
また、美容鍼による施術と利用者の性別、年齢、体質、体調などに応じた全身的な鍼灸を先に行うことで、より高い効果を期待していただく事が出来ます。
なぜ美容鍼は効果があるの?
美容鍼の特徴のひとつは、顔面部に数多くの鍼を使用することです。
数多くの鍼によって、より効果を得ることができるという見解です。
極細の鍼を使用して局所の皮膚に数多くの微細な「傷」を作ることで、局所の皮膚に自然に傷が治る「瘢痕治癒(はんこんちゆ)」の機能が働き、皮膚の生理機能を活性化させることができます。
そして、鍼の施術によって生体にこのような反応が起こる結果として、しわ・たるみなどの改善を期待することができます。
『直後効果』と『事後効果』について
美容鍼灸には、施術直後にわかる「直後効果」と、翌日から1週間程してからわかる「事後効果(遅延効果)」があります。
「直後効果」とは?
「直後効果」とは、施術後すぐに実感していただける効果のことです。
個人差はありますが、フェイスラインがシャープになる、目もとがすっきりして大きく見える等、一回の施術で変化が実感される方がほとんどです。
「事後効果(遅延効果)」とは?
「事後効果(遅延効果)」とは、個人差はありますが、施術の翌日~1週間程度で実感して頂ける効果のことです。
その時は、あまり変化がみられない場合でも、翌朝になり、顔が引き締まって、すっきりしている等と実感される方も多くおられます。
お肌のターンオーバー
1週間程してから肌の細胞が入れ替わり、コラーゲンが増えだすことによる「遅延持続効果(事後効果)」も期待できます。
細胞とは、一定の周期で生まれ変わっていくもので(ターンオーバー)鍼灸により刺激を与えることで、より活性化させることが期待できます。
美容鍼の品質と留意点について
1回の施術で、顔面部局所に対して40から50本もの鍼が使用されます。
そして、使用する鍼の数が増えれば、施術により多くの時間を要することになり、 また、皮下出血や疼痛(とうつう)が生じるリスクも高くなるため、施術においては高度な技術が要求されます。
利用者の皆様の安全に努め、安心して施術を受けていただけるよう、 最高品質の日本製のディスポーザブル鍼(使い捨ての鍼)を使用し、お顔には刺激を軽減できるように鍼管(しんかん)を用いない方法を実践しています。
患者様はメイクしたままでも施術を受けられます。